冬の朝、体を労わるスパイス白湯で風邪予防と超すっきり

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起き抜けに1杯の白湯を飲む美蓄人に、冬の寒い朝のとっておきの白湯レシピを。

コポコポと白湯が沸いたら、1〜2粒のホールクローブを包丁で叩いて入れてみて。
たちまち香るスパイスの香りに、ボーッとした脳にスィッチが入る。

白湯は、不思議。
腸の中に直接入っていく。
アコーディオンみたいな腸管に刺激を促して、蠕動運動がスタートする。

クローブは、中国で「釘」という意味を持つところから「丁子(チョウジ)」とも言う。
胃腸の機能を正常に保ち、抗菌力と抗酸化力が高い。
体の酸化は、老化につながる。
クローブは高い抗酸化力でアンチエイジング効果も期待できる。

クローブの甘くて渋い独特の香りは、歯医者さんでも感じることができるんです。
クローブに含まれるオイゲノールには、強力な鎮痛効果と抗菌効果があるので、鎮痛剤にも使われていたりします。

正露丸を想像してみてください。
そう!あの香りです。
正露丸にも、もちろん入っています。

あとは、昔流行ったDiorのプアゾンという香水にも使われています。
性ホルモンを刺激するような、色氣のある香りだったように記憶しています。

このオイゲノールは、脳神経や自律神経にもリラックス効果をもたらします。
交感神経を鎮め、副交感神経を優位にするので緊張しやすい人や、ストレスの多い環境下にある人は、クローブの香りを味方につけましょう。

クレオパトラも愛したクローブは、体を温め、鎮痛効果もあり、美容にも素晴らしい結果をもたらしてくれる味方です。

そこに、もう一つ足してみよう。
にがりを数滴。
これでマグネシウム補給もできて、朝のお通じもますます良くなっちゃう。

マグネシウムって、本当に大事!
600種類以上の体の酵素反応に関わっている。
酵素っていうのは一つ一つの酵素は、いろんな働きができるわけではなくて、職人さんみたいに一つの酵素は一つの働きしかできない。
だからものすごい数の酵素があるわけなんだけど、その中の600種類以上の酵素反応に欠かせないのが、マグネシウム。
お肌にも嬉しい効果があるんです。

にがりを毎日、飲み物に数滴ずつ入れて飲む習慣は、無理なく摂れて美蓄人💓

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